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2011年03月30日

マイケル・ジャクソン秘めたる恋


MICHAEL


「秘めたる恋」…こんな特集記事があるよ!と当ブログを読んでくださっている方から教えていただきました。郷太さんの分析力ってすごいと思う管理人です。全文掲載させていただきますのでお読みください。


マイケル・ジャクソン ダイアナ・ロス
死ぬまで愛し続けた「憧れの女性」
西寺 郷太


マイケル・ジャクソン秘めたる恋
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(仲良くアカデミー賞出席の様子)


2009年6月25日、マイケル・ジャクソンが急逝した。
生前に作成していた遺言状には、マイケルの三人の子供の養育権と500億円超と言われる遺産管理について、

「(マイケルの)母親のキャサリンに託す。もし彼女が遂行できない状況に陥った場合には、ダイアナ・ロスにそれを引き継いでもらう」

と記されていた。


幼少時から深い交流を持ち、マイケル自身が「恋心を抱いている」と公言してきたとはいえ、親族でないダイアナを指名したことに世間は驚いた。


バンド「ノーナ・リーヴス」のシンガーであり、日本のマイケル・ジャクソン研究の第一人者である西寺郷太氏は、マイケルの不器用なほど一途な「ダイアナへの想い」に改めて気づいたという。

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1969年、マイケルは11歳にして兄弟グループ「ジャクソン5」のリード・ヴォーカリストとして、名門ソウル・レーベル「モータウン・レコード」からデビューした。


その際、同レーベルのトップ・スターであり、当時人気グループ「ザ・シュープリームス」から独立したばかりのダイアナ・ロスが世間にジャクソン兄弟を紹介する役目を果たした。


これは、この時期ダイアナと愛人関係にあったモータウンのワンマン社長、ベリー・ゴーディ・ジュニアの発案だった。


1944年生まれのダイアナと58年生まれのマイケルには14歳の年齢差があるが、マイケルはデビュー当時から彼女に魅せられていたという。


77年に撮影されたダイアナの主演映画『ウィズ』(黒人版「オズの魔法使い」)のオーディションに彼女の勧めで挑み、見事案山子役を手に入れたマイケルは、その現場で後に≪スリラー≫を共に制作することになる名プロデューサー、クインシー・ジョーンズと出会う。ダイアナはデビュー当時から幾度となくマイケルの音楽キャリアに大きな影響を与えた恩人であった。

Diana+Ross-Bailarin-1992.jpg
(1992年のダイアナとマイケル)


ダイアナは美しく、才能があり、魅力的な女性だ。しかし、幼少時からメディアや大衆に覗かれ続けるプライバシーのない生活を送ってきたマイケルにとって、愛する女性の条件として最も大切なことは「究極の信頼」という一点に尽きたのではないだろうか。


82年、マイケルは雑誌でのインタビューで「僕はダイアナになら最もプライベートな秘密だって、なんだって話せるんです。彼女も僕には秘密を打ち明けてくれる」と語っている。


さらに84年、25歳のマイケルはダイアナについてこう語っている。
「僕にとって、彼女は≪孔雀≫です。彼女はありとあらゆる色を見せてくれます。」「姉のような尊敬ではなく、結婚相手として考えています。なぜ人が年齢差にこだわるのかがわからない……」


その後、男性としてもアーティストとしても成長したマイケルは、楽曲提供やプロデュースなどの形で憧れのダイアナに恩返しをするようになる。最も印象的なシーンは、マイケル自身が盟友ライオネル・リッチーとともに楽曲を手掛け、アメリカ中のキラ星のようなスターが集結した「USA・フォー・アフリカ」の名曲≪ウィ・アー・ザ・ワールド≫のハイライト、一番サビの部分で念願のダイアナとのハーモニーを奏でた姿である。この曲のレコーディング風景からは、ふたりが互いに誇らしく思いやる表情を垣間見ることができる。


しかし、ふたりの関係はこと恋愛に関しては(例えば「結婚」のような「表面的」な形では)成就しなかった。ダイアナはマネージャーであった最初の夫との離婚後、アンディ・ウォーホール、ライアン・オニール、フリオ・イグレシアス、そしてロック・バンド「KISS」のジーン・シモンズなど個性的な強者達と浮き名を流した後、86年にはノルウェイの船舶王アルネ・ネス・ジュニアと二度目の結婚を決める。


このことにマイケルは計り知れないショックを受けたという。翌年、思い詰めたかのように≪ダーティ・ダイアナ≫という過激なタイトルの楽曲を制作したマイケル。当然メディアやファンはダイアナ・ロスとの関係を推測し騒然としたが、当のダイアナは翌年の自らのツアーのオープニングに≪ダーティ・ダイアナ≫を使用するなど、実にしたたかなプロデュース能力をみせた。


ダイアナは90年代初頭に書かれた「ダイアナ・ロス自伝」で、サラッとこう回想する。「(マイケルは)いっしょにいるのが本当に楽しい相手だった。幼いころの彼と過ごしたのはうれしいが、最近は会う時間があまりなくて、彼をもっと良く知ることができない。残念だ。出世するということは人と人を遠ざける。
しかし、いっしょにいようが離れていようが、彼を大事に思う気持ちに変わりはない」「私はマイケルが自分の家庭を持って落ち着くのを楽しみにしている」



マイケルは90年代に、エルヴィス・プレスリーの娘、リサ・マリー・プレスリー、そして彼の持病であった白斑症の治療のために長年通院していた皮膚科の看護助手、デビー・ロウと、二度の結婚をしたが、それらはいずれも長く続かなかった。


そして、マイケルは最も愛する子供達の未来を、最も愛した女性ダイアナに託した。このことについては、ヴァイブ誌の創立メンバー、エミール・ウィルブキンの指摘が興味深い。

「ダイアナ・ロスは五人の子供達を自らの手で育て上げ、スーパースターの子息として珍しいほど健全に成長させることに成功した女性なのです」


80年代初頭、ステージで共演した際に「マイ・ベイビー!マイケル・ジャクソン!」とダイアナに連呼され、とろけるように喜んでいたマイケル……。


Diana ross & Michael Jackson"Rock with you"←動画はコチラ)
それだけでなく、2000年代に至るまで巷に溢れる様々な動画を見れば、マイケルが40年間にわたって彼女を愛し続けたことがわかる。


この恋を単なるマイケルの「プラトニックな片思いだ」と主張する者もいれば、ある一定期間ふたりは「秘めたる大人の仲」にあったという者もいる。真実はわからない。ダイアナがふたりの「恋」について語らないからだ。


そして、その「口の堅さ」こそがマイケルが彼女を信頼し、愛し続けた理由ではないだろうか、と僕は推測している。


文芸春秋3月号294ページから296ページまで掲載させていただきました。



マイケルは「ぼくは古風な男だよ」って言っていましたね。彼のそんな言葉もうなずける一途なダイアナへの愛は死ぬまで貫かれていたのかな…

全文メールでお送りいただきました。Anetteさま、誠にありがとうございます。














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この記事へのコメント
コメントいただき誠にありがとうございます。
マイケルにとって最初に出会った本物の女性と言えるのがダイアナ・ロスかなと思う私です。
だから、こんなにもダイアナに憧れ心を尽していたんだろうな〜って感じているのです…(*^_^*)初恋というような。。。

でもダイアナはもっともっと成熟していたし、ショービジネスの中で生き抜くことをハッキリ意思として持っていた抜け目ない女性だったのではないかと。それはramiesさまと同じ意見です。

聖人はあっけなく死を迎える…キリスト、キング牧師、そしてマイケル…

彼の功績はもっともっと高みを迎えるはずだったというのに・・・
どのような言葉をもってしても私には理解ができないマイケルの死です。

もうすぐ2年ですね。
キャサリンママの胸中を思うと…「マザー」もつらくなり止まってしまいましたが、また掲載しています。
気が向いたら読んでみて下さいね。
ありがとうございます。

『マイケルとダイアナ』真実の愛
記事、拝読させて頂きました。
本当に、有り難うございました。

マイケルがダイアナに抱き続けた純粋な思いは、記事の通りだと思いますが、ダイアナの気持ちは違うような気がします。

男性遍歴を重ね続けたダイアナにとって、男性としてのマイケルは存在しなく、ダイアナにとってマイケルは、(ある一定の年齢まで)ダイアナが作り上げた最高の作品であり、愛を吹きかけた事は事実だと思います。

ダイアナはマイケルに『マイケル、貴方にはダンスを教えてもらったけど、私は貴方に、あんな事やこんな事を教えたわ』と、何かの授賞式で言っていた事がありました。

どんな意味なのか…わかりませんが、如何様でも解釈できます。
ダイアナはあらゆる手段を使い、のしあがってきた人。

マイケルの純粋さを利用しなかったとは決して言えないのでは…と思えてなりませんが…
結論として

マイケルは世界一のエンターテイナーと言う名声と富を手にしましたが、反面、世界一の孤独な人であり、寂しい人でした。

亡くなる時、世界一のスーパースターは誰にも看取られず、抱きしめられず、たった一人で旅立ちました。

断末魔、マイケルは誰を呼んだでしょうか。子供達でも、ダイアナでも無く、やはりママ、キャサリンではなかったでしょうか…。

マイケルが一番愛した女性はキャサリンです。
キャサリンの愛を独り占めにしたかったマイケル。
キャサリンの面影を生涯さ迷い求めたマイケルは、世界一優しくて、純粋で、自分だけを傷つけた地球に生きたたった一人の聖人でした。

ブログ主さんに心から感謝致します。

Posted by ramies at 2011年04月06日 12:56
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